物件不足の解決策？各駅停車の駅近物件を検討は有り！？
江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
本日のテーマは「物件不足の解決策？各駅停車の駅近物件を検討は有り！？」です。
参考にして下さい。
目次
物件不足の解決策
コロナ禍ではありますが、実需用※の不動産市場は活況です。
※実需用とは、実際に自分や親族が住む為に購入すること
人気エリアの物件は、今まであれば少し高い値付けだなと思われる価格でも、あっという間に売れていっています。
不動産市場は、昨年(2020年)の緊急事態宣言が解除されてから、徐々に取引件数は回復していき、7月以降は、前年同月比を超える月が多くなっています。
これは、中古マンション・中古戸建共に起きている現象です。
コロナ禍によるテレワーク事情や外出自粛ムードの中で、住宅により満足度を求める傾向にあるのかもしれません。
賃貸用の物件と分譲の物件では、グレードの高さや広さは分譲物件に軍配が上がります。
さらに、今の住宅ローンは超低金利時代です。
賃貸で家賃を掛捨てするよりも、住宅ローンで同程度の毎月の支払で分譲住宅を購入することが出来るという環境も追い風となっています。
同じマンションで賃貸で借りるよりも、自ら購入してしまった方が毎月の支払額が少なくなるということが多いのです。
そんな中で、成約件数は増えている一方、新規登録件数・在庫件数の減少傾向が続いています。
その結果、売り手市場となり、成約価格の上昇も起きています。
中々、希望条件に合う物件に巡りあえない、やっと見つかっても他の人に先を越されて買い逃してしまうというケースが頻発しています。
各駅停車の駅近物件も視野にいれてみる
テレワークや外出自粛ムードの中で、住宅に広さが求められています。
結果、人気エリアや人気の駅で、物件に広さを求めてしまうと、物件価格も上昇してしまいます。
その際に検討候補にお勧めしたいのが、各駅停車の駅です。
コロナショックの前までは、毎日の職場までの通勤があったため、快速・急行停車駅が希望条件だったかもしれません。
もし、コロナショックが落ち着いた後も、テレワークが常態化しそうであれば、各駅停車の駅近物件の検討をお勧め致します。
これまでは出勤時間を短縮することが大きなメリットでしたが、テレワークが当たり前であれば、多少利便性の優先順位を下げてもいいかもしれません。
利便性の代わりに、土地や建物の面積の広い自宅で仕事が出来る方が、トータルとしてのメリットは大きくなるかもしれません。
各駅停車だからこそ駅近が実現出来る
各駅停車の駅の場合、駅前の商業施設の規模が小さくなります。
都市計画上も、商業地域が狭くて、駅近のエリアにも住宅街が広がっているケースもあります。
戸建てを検討されている場合は、こうした都市計画上のエリアマップも、駅近戸建という選択肢を広げるキーワードになるのではないでしょうか。
資産価値の観点を忘れない
各駅停車の駅近物件をお勧めしましたが、だからと言って、郊外で近くの駅に商業施設が全くなかったり、人口が減少傾向にあるエリアを選択することには注意が必要です。
例えば、複数の路線が乗り入れしているターミナル駅や、快速・急行停車駅の隣駅などは狙い目です。
買物をするにも便利ですし、乗換をすれば職場への通勤も便利、といった駅がお勧めです。
郊外の新築戸建について
最近では、広さを求める為に「戸建」が人気です。
郊外の新築戸建の需要が高まっています。
不動産事業者は新築戸建の販売が大好きです。
何故なら、売主である不動産事業者と買主である消費者の両方から仲介手数料を受領出来るからです。
売主が消費者の場合は、その売主から直接売却を依頼されていないと、買主からのみしか仲介手数料が受領出来ません。
詳細は下記の記事を参考にして下さい。
目先の利益を優先するあまり、ネガティブ情報を積極的に教えてくれない不動産事業者と取引することは非常に危険です。
弊社は、よくセカンドオピニオンが欲しくて相談されるケースが多いのですが、そういう業者は聞かれなければ教えないというスタンスなのです。
仲介手数料無料に騙されてはいけない
最近、増えているのが、新築戸建なら「仲介手数料無料」という手法です。
仲介手数料は、物件価格が400万円以上の場合「3％+6万円(消費税別途加算)」が上限金額ですので、例えば3000万円の物件であれば約100万円です。
仲介手数料が無料であれば諸費用が大きく節約出来ます。
でも、ここに落とし穴があるのです。
仲介手数料を無料にする業者の多くは、ネガティブ情報を積極的に教えてくれない傾向にあるからです。
弊社も、物件によっては仲介手数料を無料にすることがありますが、それはバイヤーズエージェントとして、公平な不動産取引の実現という思いがあるために行っているサービスです。
むしろ、ネガティブ情報を積極的に開示して注意喚起を行っています。
結果、検討者の方が購入を断念することも辞さない覚悟で情報公開しています。
ですから諸費用が安くなるから、仲介手数料無料の業者を探すというのは、正直お勧め出来ないのです。
しっかりと、ネガティブ情報や購入した後のことについても積極的に教えてくれる業者に相談することが、将来の自分の身を守る事に繋がります。
資産価値、ライフプランニング、無理のない返済計画をしっかりと教えてくれるといった姿勢の担当者に相談しなければなりません。
もし、ただ金利が安い変動金利で家賃並みというキャッチフレーズで営業してくるような担当者であれば、本当に注意して下さい。
事前準備を忘れずに
前述しましたように、実需用の不動産市場は活況の状態です。
ですので、仮に検討条件を緩和しても、しっかりと事前準備をしておかないと、他者に買われてしまう可能性が高いです。
事前準備が終わっている状態とは、条件に合う物件が出てきたら即断即決が出来る状態のことです。
- ライフプランニング
- 住宅ローン審査
上記の2点は出来るだけ早く行いましょう。
詳細は下記の記事を参考にして下さい。
江戸川不動産情報館は、買主様の為の不動産エージェント「バイヤーズエージェント」として、今後も不動産関連の情報を発信していきます。
不動産エージェントとWEB作戦会議
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この記事を書いた不動産エージェント
【氏名】金野 秀樹（こんの ひでき）
業界歴15年を超えるベテランエージェント！
歯に衣着せぬ提案で、お客様の悩みを解決するのが生きがい。
将来は、不動産業界の毒蝮三太夫？を目指しているというウルトラマン好き（毒蝮三太夫さんは、ウルトラマンシリーズでアラシ隊員・フルハシ隊員を演じました）の特撮育ちでありながら、意外とロマンチストな一面もあり。
「お客様に心強い」と言われることに喜びを感じつつ、常に緊張感を忘れないように心掛けている。
日々、新しい知識を求めており、様々な記事・書籍・セミナー等で法改正情報や知識を収集するのが「ライフワーク」である。
サービス精神旺盛なのか、ネガティブ情報も含め、徹底的に情報開示をする為、提案時間は長め(平均3時間)である。勿論、お客様のご予定に合わせて時間は調節していますのでご安心下さい。
【資格】上級宅建士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士（AFP・日本FP協会認定）等
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