土地選びのポイント 隣地との関係編

土地選びのポイント隣地との関係

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

本日のテーマは「土地選びのポイント・隣地との関係編」です。

参考にして下さい。

土地選びのポイント 隣地との関係を確認しよう

土地を買って家を建てる注文住宅や建築条件付き宅地を買う場合、土地選びが最初のステップになります。

土地選びには、色々な要素が関係してきますが、一つ一つ確実にチェックしていきたいところです。

本日は、土地選びの際の「隣地との関係」について解説していきます。

隣地との境界の確認

隣地との関係で、まず最初に確認しておきたいのが、隣地との境界です。

簡単に言えば、自分の所有する土地の隣地との境目はどこなのかを知るということです。

境界不明に要注意

新しく造成された分譲地であれば、近々で測量がされており、境界杭をきちんと入れてありますが、昔からの住宅地の場合、境界が不明になっていることが少なくありません。

境界杭

境界杭で一般的なのは、コンクリート製で赤く十字が刻まれているものです。

境界

その他、コンクリート製で←(矢印)のマークがついているもの、道路側溝の上に既存のプレートで←(矢印)のマークがあるものなど、色々あります。

なかには、境界杭があるはあるのですが、中心線がどこかわからなくて困る場合もあります。

境界が不明なら測量が必要

もし境界が不明なら、周囲の土地の所有者全員の立会で画定する事になります。

都合が合わず、何日もかけて画定することも珍しくありません。

境界画定は、出来るだけ早めにする方がいいです。

土地を購入するなら、契約前に売主側で画定してもらうことです。

きちんと境界杭を入れて、誰が見てもはっきりわかる形で行うことです。

隣人トラブル

現在は、隣地所有者との関係が良く、口頭での合意で問題が無くても、将来、例えば相続が発生すると相続人との間で揉めたりしかねません。

なお、境界上に杭や塀などを設置する場合、費用は原則として隣同士で折半する事がほとんどです。

なかには、境界の画定は行わないという条件で売り出されている物件もありますので注意しましょう。

この場合、測量・境界の画定は自己責任で行うことなります。

建物や設備の位置関係に留意する

隣地との間では、建物の位置関係にも留意する必要があります。

例えば、土地の狭い都市部では、建物同士が非常に接近していることがあります。

いわゆる「狭小地」です。

軒が振れる寸前だったりすると、建て替えの時に注意が必要です。

この場合、解体作業が手作業になりますから費用もかさんでしまいます。

隣のカーポートにギリギリで建物を建築してしまうと、雪が降った時には屋根から落ちてカーポートを壊してしまったり、車に損傷を与えてしまう危険性があります。

隣地との間隔を確保

そもそも隣地との間隔は、ある程度確保しておかないと、外壁に取り付けた給湯器や敷地内の排水桝のチェックが出来なくなってしまいますので注意が必要です。

その他、視線も重要です。

隣家のバルコニーや物干し台、窓の位置によっては視線が気になる場合も出てきます。

間取りを考える上で、一定の制約にもなる可能性があります。

このように、隣地との関係は、最初によく確認しておかないと、あとあと建物を設計する時やさらには暮らし始めてから、いろいろなトラブルの火種になってしまいますので、最初によく確認しておきましょう。


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