空家問題と資産性について
江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
本日のテーマは「空家問題と資産性について」です。
参考にして下さい。
目次
空家問題の課題とは
全国の空き家率の増加が問題となっています。
平成30年住宅・土地統計調査によりますと、2018年現在の全国の空き家率は「13.6%」、野村総合研究所の試算では、2033年には「27.3%」というデータが出ています。
国や各自治体、そして様々な企業がその解決方法を模索しています。
空き家問題の根底にある課題のひとつは、空き家の資産性についてです。
空家が発生する最大の要因は相続?
空き家が発生する最大の要因は相続と言われています。
相続した不動産を「売却すること」も「賃貸として貸し出す」ことも出来ず、また相続の手続きをするにしても費用倒れになってしまう、といった要因が重なり、結果的に仕方なく放置されてしまう、ということになってしまうのです。
資産性があり現金化が容易であれば
もし相続した不動産の資産性が高くて「現金化」が容易であれば、放置されるといったことはないでしょう。
現金化が出来ない理由は何なのでしょうか?
ズバリ、需要がない不動産という事です。
「買いたい人」も「借りたい人」もいないという状況ということですね。
空家問題への取り組み
空家問題に対して、なんとかして需要を掘り起こそうとアイデアを絞っている企業もあります。
- 再建築できないエリアの場合は「既存物件をリフォーム」して建物の資産価値を維持する方法
- 立地特性を活かして駐輪場としての需要を掘り起こす方法
- クリエイターやアーティストなどの宣伝活動の場として提供する方法
等々、住宅用地としての利用に縛られずその活用方法を提案してくれる企業もあるようです。
空家の運用にかかる費用はどれくらい?
空き家に関する意識調査によると、その運用にかかる予想費用は「1000万円以上」と回答した方が多かったようです。
しかし、実際に運用している方のかかった費用としては「200万円未満だった」との回答が最多だったようなのです。
イメージとして「空き家の運用には費用がかかってしまう」という意識が先行してしまっているようです。
イメージだけで諦めない
資産価値の維持しやすい不動産を持つことが大前提ではありますが、もし仮に資産価値に問題のある不動産を相続等で所有してしまったとしても、イメージだけで諦めてしまうのはやめましょう。
いわゆる「多様化の時代」と呼ばれる昨今では、思いがけない需要があることもあります。
また、そうした需要を持っている方とも「インターネット」により容易に繋がることが、ネット社会である現代では出来るのです。
抱えた不動産を単に「負動産」として後世に先送りするだけでなく、出来る限りの方法で活用・処分の道を検討されてはいかがでしょうか?
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