住宅購入時の平均内見数について
江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
本日のテーマは「住宅購入時の平均内見数」についてです。
参考にして下さい。
目次
住宅購入時ってどれくらい内見すれば良いの?
平均内見数について
住宅購入時の平均内見数は、一般的には「5~10件」くらいと言われています。
これはあくまでも、平均値ですので、人によるわけですが、内見数が多い方と少ない方の傾向について解説していきましょう。
内見数が多い方の傾向
内見数が多い方の特徴は下記の通りです。
- タイムリミットがない
- 検討期間が長い
- 検討エリアが広い
- 条件を絞り込んでいない
タイムリミットがない・検討期間が長い
「タイムリミットがない」というのは、例えば、住替えで自宅の引渡しが決まっており期限内に物件を決めなくてはならない、転職を控えており今のうちに住宅ローンを組んでしまいたい等のタイムリミットがない方です。
当然、焦る必要はないわけですから、十分に余裕を持てますので、結果、検討期間が長くなり、その分、内見数が多くなります。
検討エリアが広い・条件を絞り込んでいない
検討しているエリアが広ければ、その分物件数も増えます。
結果、内見数が増えていくわけです
条件を絞り込んでいない、こちらも該当する物件が当然増えます。
結果、内見数は増えていきます。
内見数が少ない方の傾向
内見数が少ない方の特徴は下記の通りです。
- タイムリミットがある
- 検討エリアが狭い
- 条件が絞り込まれている
- ネットで情報収集
タイムリミットがある
「タイムリミットがある」とは、「タイムリミットがない方」と逆で、住替えや住宅ローンの兼ね合い等で期限がある為、時間的に猶予がないということです。
期限内に物件を選定しなければなりませんので、必然的に総内見数は少なくなります。
検討エリアが狭い・条件が絞り込まれている
例えば○○区限定と、○○学区内限定と言った具合に検討エリアが狭いと、当然内見数も少なくなっていきます。
条件が絞り込まれている場合も、検討エリアが狭い場合と似ている傾向になりますが、こちらの場合は、十分に検討した結果、ピンポイントで絞り込まれた条件の物件を待っている方が多いです。
ネットで情報収集
実は最近は、内見数が少ない方が増加傾向にあるようです。
その理由は、スマホやインターネットによって、情報収集が容易になったからと言われています。
特にスマホの影響は絶大です。
(公社)全国宅地建物取引業協会連合会のアンケートによりますと、約70%の方がインターネットを利用して物件情報の入手をしています。
■ 物件情報入手経路 「インターネット」69.6%(+1.7pt)
■ 若年層 「インターネット・携帯サイト」 / 高年齢層 「新聞媒体」引用元:(公社)全国宅地建物取引業協会連合会
住居の居住志向及び購買等に関する意識調査
これからは、生まれた頃からスマホが当たり前にあった世代が増えていきますから、インターネットによる物件情報の収集はもっと増えていくでしょう。
インターネットで情報収集が出来る情報自体もどんどん進化しています。
以前は、
- 物件概要
- 間取り
- 写真(画像)数枚
程度だったのが、今では
- 写真(画像)量が10枚以上が当たり前
- 動画
- 360度バーチャル内見
- オンライン内見
といった具合にどんどん進化しています。
IT技術の進歩で、昔では映画の中だけだったようなコンテンツまで出てきました。
5Gがもっと普及すると、よりインターネットによる情報収集が進むことは間違いないでしょう。
内見数は多い方が良いのか?
これは、正直一概には言えないのですが、一般的にはあまり多く内見し過ぎると決断が出来なくなってくる傾向にあるのは事実です。
また検討期間が長い場合も同様です。
なぜこういう傾向になってくるかと言いますと、例えば検討をし始めた当初に、条件にぴったり合う物件が見つかったが、まだ検討し始めだった為に決断しなかった結果、また同程度の物件が出てくるのを待ってしまうといった具合です。
内見数が多いこと自体は、決して悪いことではありませんが、検討期間が長い結果、内見数が多い場合は、注意した方が良いかもしれません。
例えば、内見数が多くなるにつれて、条件が絞れてきているのであれば良いですが、逆に条件が増えてしまっていると、中々決断が出来なくなってしまいます。
結果、本当は条件に合っていた物件を買い逃すこともありえるのです。
不動産エージェントに判断基準を相談しよう
購入する物件の最終判断については、もちろん買主様であるご自身で行って頂きます。
しかし、ある程度は不動産取引のプロである不動産エージェントに判断を仰ぐのも良いでしょう。
その判断内容を踏まえて検討して頂ければ、迷宮入りしないで済みます。
繰り返しになりますが、迷って判断が出来ず買い逃がしてしまったり、内見数を無駄に増やしてしまう事を避けるには、まず信頼出来る不動産エージェントを探すことをお勧めします。
住宅購入時のステップについて
内見数について解説しましたが、補足として「住宅購入時に必要なステップ」についてもご紹介しておきます。
住宅購入の一般的なステップ
住宅購入をする際の一般的なステップは下記の通りです。
- 物件探し
- 内見
- 買付申込
- 契約
- ローン本審査
- 残金決済・引渡
- リフォーム
- 引越
ちなみに、弊社、江戸川不動産情報館では、上記のステップの前に下記の項目を行う事を推奨しています。
- 不動産についての基礎知識をつけること
- 信頼できる不動産会社・担当者を選別すること
詳細は下記リンク先をご参照下さい。
江戸川不動産情報館は、買主様の為の不動産エージェント「バイヤーズエージェント」として、今後も不動産関連の情報を発信していきます。
この記事を書いた不動産エージェント
【氏名】金野 秀樹(こんの ひでき)
業界歴15年を超えるベテランエージェント!
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将来は、不動産業界の毒蝮三太夫?を目指しているというウルトラマン好き(毒蝮三太夫さんは、ウルトラマンシリーズでアラシ隊員・フルハシ隊員を演じました)の特撮育ちでありながら、意外とロマンチストな一面もあり。
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