住宅ローン選びでの後悔とは?

住宅ローンでの後悔

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

本日のテーマは「住宅ローン選びでの後悔」についてです。
参考にして下さい。

2.5人に1人は住宅ローン選びで後悔している

住宅ローン選びの後悔に関するアンケート調査結果をご紹介しましょう。

住宅ローン選びで後悔している人は半数近くの40.8%であることがわかりました。
さらに30代が最も後悔している人が多い結果となり、返済がもうすぐ終わるであろう(すでに終わっている)60代以上が最も後悔していないという結果になりました。住宅ローンがまだ多く残っている若い世代のほうが、住宅ローン選びを後悔していることが見て取れます。

引用元:株式会社MFS
「住宅ローン選びの後悔」に関するアンケート調査結果

後悔の原因ランキング

  1. もっと金利の低い金融機関を選べば良かった(31.7%)
  2. 違う金利タイプを選べば良かった(20.3%)
  3. 不動産会社に言われるがままに選んでしまった(14.9%)
  4. 返済期間をもっと短くすれば良かった(10.4%)
  5. 団体信用生命保険についてもっと慎重に選べば良かった(7.9%)
  6. ボーナス払いを選ばなければ良かった(7.4%)
  7. 返済期間をもっと延ばせば良かった(4.0%)

これから不動産購入を検討している方にとっては、まさに他人ごとではないランキングですよね。

気になる項目について解説していきましょう。

もっと金利の低い金融機関を選べば良かった

一番多かった後悔の原因は「もっと金利の低い金融機関を選べば良かった」でした。
なぜ、金利の低い金融機関を選ぶ事が出来なかったのでしょうか?

多くの方が不動産会社から紹介された金融機関を選んだ結果、後悔しているようです。
なぜ、自分で探さなかったのかというと「自分の住宅ローン知識に自信がなかった」という方が「54.1%」で半分以上でした。

知識がないから、不動産会社任せにしてしまう。
そして、多くの不動産会社では、書類等の準備を代行して集めてくれて、それを金融機関にそのまま渡してくれますから、消費者からすれば、楽なんですよね。

その時は楽でも、金利が少しでも安い金融機関から借りていれば、住宅ローンの支払総額はかなり変わってきます。

6000万円借入・35年返済した場合

固定金利で1%なら、利息総額は11,135,996円
固定金利で1.1%なら、利息総額は12,316,459円
差額は1,180,463円です。

0.1%の違いで差額は約120万円となるわけです。

是非、住宅ローン選びをするときは、多少手間でも、少しでも金利の安い金融機関から借りるようにするのが賢明なのです。

江戸川不動産情報館の場合

手前味噌で申し訳ありませんが、弊社の場合をご紹介しましょう。

まず、不動産購入を検討している段階から、金利の種類や住宅ローン選びの注意点をレクチャー致します。

例えば、変動金利のメリットデメリット、固定金利のメリットデメリット等々についてです。
お客様にとってどういう金利が合っているかを公平な立場でお伝えしています。

最終的に金利を選ぶのはお客様ですが、その金利を選択する上で、将来、後悔のないような意思決定が出来るお手伝いをしています。

ちなみに、お勧めの本もご紹介しています。
最近では、千日太郎さんの『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』ですね。

家を買うときにお金で損したくない人が読む本家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本

この本では、家を買うときに後悔しない心構え・住宅ローン選びの知識・価値の下がらない物件の選び方等々、第三者的に公平な立場で記述されていますので、不動産購入を検討している方は、是非、ご一読されることをお勧めします。

出来るだけ安い金利で借りてもらう

住宅ローン選びの知識をつけて頂いたら、金利選びです。

弊社では、フラット35の取次店業務を行っていますが、必ずそこで借りて下さいとは決して言いません。

他行でも、少しでも安い金利の金融機関があれば、率先してご紹介して差し上げています。

勿論、金融機関用の書類についての代行取得は、どの金融機関でも承ります。
ローン手数料は一切頂いておりませんのでご安心下さい。

今は、ネット時代ですから、情報収集はとても簡単になりました。
しかし、一般の方が、それぞれの金融機関の注意点を見極めるのは簡単なことではありません。

ネットで気になった金融機関については、おそらく、こちらからご紹介していることがほとんどですが、お客様の方よりご依頼があれば、金融機関への問合せも代行させて頂いております。

違う金利タイプを選べば良かった

こちらもよく聞く話です。

変動金利・固定金利・固定期間選択型等々、どの金利の種類を選ぶのがベストなのかを公平な立場で提案してくれる不動産会社や金融機関の担当者に出会わなければ、間違った選択をしてしまう可能性が高まります。

特に変動金利については、金利が低い為、返済額が少なくなり、高い価格の物件を提案されてしまうので注意が必要です。

不動産広告の多くは、この変動金利で計算された返済例を掲載していることが多いですね。

大事な事は、「家を買う事自体が目的ではない」という事です。
長期間にわたる住宅ローンの返済を無理なくしていけるのか。
「買ってもらっておわりな営業マン」には注意しましょう。

不動産会社の選び方はこちらから

それぞれの金利の種類に合う方の特徴は下記を参考にして下さい。

住宅ローン金利の選び方

不動産会社に言われるがままに選んでしまった

これは非常に勿体ないです。
前述した通り、住宅ローンは借入額が高額で長期に渡りますから、たった0.1%の金利差で100万円以上の支払額の違いが出てきてしまいます。

不動産会社に言われるがままでは絶対に駄目です。

不動産購入を検討している方は、まず、先程ご紹介した『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』を読んで理論武装しましょう。

住宅ローン特約の期日に注意する

住宅ローンを利用して不動産購入をする際には、住宅ローン特約を付帯することがほとんどです。

住宅ローン特約とは、期日までに住宅ローンの本承認が得られなかった場合に、契約自体を白紙解約にするという買主保護の為の特約です。

この住宅ローン特約の期間は、契約から「1ヶ月以内」くらいが一般的です。
この期間の間に、金融機関を選定して本承認まで辿り着く必要があるのです。
それも出来るだけ金利の低い金融機関で借りなければ損をしてしまいます。

上記の「不動産会社の言われるがまま」という方で、結果後悔している方は、この期間を意識している不動産会社の担当者がスムーズに本承認を得る為に、出入りの金融機関で済まそうとした結果なのかもしれません。

江戸川不動産情報館の場合

弊社の場合、契約前の交渉段階に、売主様サイドに出来るだけローン特約期日を長めにしてもらうお願いをしています。

例えば、売主様の都合で決済・引渡期日まで余裕がある場合はチャンスです。
出来るだけ金利の安い金融機関を選定して本承認を得るまでの期間は長ければ長いほど余裕がありますので。

このローン特約期日は、一般の方は、契約時に初めて知るという方もいらっしゃるかもしれません。

ローン特約期日は長めにしてもらうようにお願いしてみる事をお勧め致します。

まとめ

  • 住宅ローンは出来るだけ金利の安い金融機関から借り入れすることが大事である。
  • 不動産会社に言われるがままに住宅ローンを選択してはいけない。
  • 自分でも住宅ローンについて詳しくなろう。
  • 公平な立場で提案してくれる不動産エージェントを味方につけよう。
  • ローン特約期日は出来るだけ長めに設定してもらおう。

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