戸建の修繕費について
江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
本日のテーマは「戸建の修繕費」についてです。
参考にして下さい。
目次
戸建の修繕費はいくらくらいかかるのかご存知ですか?
弊社、江戸川不動産情報館では、セミナーや個別面談の時に
不動産の購入が「目的」ではいけません。
不動産の購入は、あくまでも「手段」でなければなりません。
とお伝えしています。
不動産を購入することは、人生を豊かにする為の「手段」なのです。
不動産は買って終わりではありません。
むしろ、買ってからがスタートと言っても過言ではないでしょう。
今回は、戸建を買った場合の修繕費について解説していきます。
計画的な修繕が出来ていない人が多い?
現在の日本の高齢者世帯の持ち家比率は9割を超えています。
そんな中、高齢者が住宅の修繕をしっかりと行っていないという問題が発生しているようです。
令和元年版高齢社会白書
引用元:内閣府
理由として、所有者が年齢を重ねて自宅も老朽化していき、修繕を行おうにも、その費用の捻出は年金の切り崩し等の問題から、修繕する事自体を断念される方が多いようです。
修繕費の目安
一般的な戸建住宅が、築30年経過した場合の修繕費がどれくらい必要かご存じですか?
結論から言いますと、築30~34年の一般的な戸建て住宅の修繕費の平均は「495万円」だそうです。
―新築一戸建て購入後 30 年以上住んでいる人に聞く「一戸建て修繕の実態」調査―
引用元:アットホーム株式会社
ちなみに、築34年以降の平均値は下記の通りです。
- 築35~39年「583万円」
- 築40~44年「602万円」
- 築45~49年「608万円」
- 築50年「750万円」
修繕費は年数の経過によって高額になっていく
気を付けなければならない点は、修繕費が高額になり始めるのは、築年数が一定程度過ぎてからという点です。
住宅を購入してからしばらくは、修繕費はほとんど掛かりません。
しかし、所有者の年齢とともに、修繕費用が大きくなっていくのです。
特に定年後も住宅ローンの支払いが終わらない方は注意が必要です。
戸建修繕のタイミング
一般的には、戸建て住宅は、10年周期くらいで屋根・外壁の補修、築30年で給排水管の更新が必要になると言われています。
費用は、数十万円から百万円前後かかってきます。
居住期間が40~50年と延びていけば、修繕費用はさらに増えていくという訳です。
どれくらい積立てすれば良いのか?
弊社では、戸建購入後は、毎月最低「1万円」は修繕費として積立てましょうとご提案しています。
1万円なら10年で、1万円/月×12ヶ月×10年=120万円
1.5万円なら10年で、1.5万円/月×12ヶ月×10年=180万円
2万円なら10年で、2万円/月×12ヶ月×10年=240万円
戸建の場合、修繕の責任は、全て自己責任です。
定期的なメンテナンスをしなければ、資産価値はどんどん毀損していきます。
計画的な積立と修繕を行い、所有不動産の資産価値を守りましょう。
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