照明器具についてまとめてみました!
江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
本日のテーマは「照明器具」についてです。
参考にして下さい。
目次
照明器具の役割
照明器具は、ただ単に室内を明るくするだけのものではありません。
照明器具からの光によって、室内空間を演出する役割もあります。
昔の住宅照明は、天井の中央に大型の器具を1灯配置する1室1灯が主流でした。
しかし、最近では中央の大型器具とは別に、邪魔にならない大きさの照明器具を複数配灯して、それらの点滅・調光により雰囲気を変える事が出来る「多灯分散型」に変わってきているようです。
照明計画のポイント
照明計画のポイントをまとめてみました。
- スペースの用途の合わせた光源の種類の選定
- 演出したいイメージに合う使用目的に変化対応できる照明器具とスイッチの選定
- 家具の位置と生活動線を考慮したスイッチ・コンセントの種類と位置の選定
照明用の光源の種類
照明用の光源の発光原理には、物体を熱して発光する「熱放射(白熱ランプ)」とそれとは発光の仕組みが異なる「ルミネッセンス(蛍光灯・LED・HID)」の2種類があります。
照明器具の種類
白熱ランプ
白熱ランプの特徴
- 落ち着いた雰囲気で、くつろぎやすい空間を演出できます。
- 点光源で輝度が高く、陰影ができることで、ツヤや立体感の表現にすぐれています。
- 色の再現性に優れており、赤みを帯びたやわらかく暖かい光でムードを演出したり、料理をおいしそうに見せる効果もあります。
- スイッチを入れるとすぐに点灯するので、階段や廊下など滞留時間が短く、ON・OFFを頻繁に行う場所にお勧めです。
- 調光器との併用で、調光もスムーズに行うことが出来ます。
- 電気代は若干高く、ランプの寿命も短めです。
蛍光ランプ
蛍光ランプの特徴
- 白熱ランプと違い、フラットな拡散光が得られる為、影が出来にくく、露出して使用してもあまりまぶしくありません。
- 白熱ランプよりも寿命が長く、LEDよりも安価です。
- スイッチを入れてからフル点灯まで、やや時間がかかるものもあり、頻繁にON・OFFを行う場所の場合、ランプを消耗しやすい為、あまり向いていません。
- 調光は基本的には出来ませんが、一部調光機能(段調光・連続調光など)のある回路では対応出来る場合もあります。
LEDランプ
LEDランプの特徴
- 白熱灯・蛍光灯と違って、紫外線や赤外線等をほとんど含んでいません。
- 文化財・美術品・生物など、熱や色退色に弱い照射物にも、従来光源よりも安心して使用することが出来ます。
- 長寿命で省電力に優れています。
- スイッチを入れたらすぐに点灯し、陰影をつくる光やフラットな光など、器具によって様々な表現が可能です。
- 従来の光源よりも若干高価で、器具と一体型の物の場合は、交換時は器具ごと交換が必要な場合があり、調光に対応していない場合もあります。
ペンダントライト
ペンダントライトの特徴
- ダイニング(食卓)等で、空間のアクセントとして演出と機能性を持った吊り下げ型の照明器具です。
- デザインや用途も豊富です。
- 使用場所としては、前述の食卓(ダイニング)、その他では、リビング・寝室・子供部屋・ワンルーム・吹き抜け・書斎・階段・和室等、多岐にわたります。
スポットライト
スポットライトの特徴
- スタイリッシュな空間の演出に向いています。
指向性の強い光で、置物や空間の一部を強調したいときに適しています。 - 空間のメイン照明としても人気があります。
- 使用場所としては、リビング・ダイニング・寝室・ワンルーム・書斎・キッチン・エクステリア等、様々な場所で活躍出来ます。
シャンデリア
シャンデリアの特徴
- 装飾がついた照明器具、きらめき感のあるお部屋作りに向いている照明器具はシャンデリアと言えるでしょう。
ゴージャスなデザインの物から、シンプルなデザインの物まで、リビングや吹き抜け空間を彩ります。 - 使用場所としては、リビング・食卓(ダイニング)・寝室・玄関・吹き抜け等です。
シーリングファン
シーリングファンの特徴
- ファンを回すことで、部屋全体の温度をムラなく保つ事が出来て、冷暖房効果のアップが期待出来ます。
- 照明も兼ねた省エネと機能性を追求した照明器具と言えるでしょう。
- 使用場所としてはリビング・寝室・ワンルーム・吹き抜け等があります。
スタンドライト
スタンドライトの特徴
- 部屋のコーナーやテーブルサイド、ベッドサイドなどで、補助的な照明として使われます。
- 使用場所としては、リビング、寝室、子供部屋、ワンルーム、玄関、書斎、勉強部屋、和室等があります。
ダウンライト
ダウンライトの特徴
- ダウンライトは、天井とフラットに設置するタイプの照明器具です。
- 空間をすっきりと見せたり、ディスプレイ等の補助的な使用も出来ます。
- 使用場所としては、リビング・ダイニング・寝室・子供部屋・ワンルーム・玄関・書斎・廊下・納戸・キッチン・エクステリア・和室等です。
まとめ
様々な照明器具によって、室内空間を演出する事が出来ます。
但し、どのような照明器具を設置すれば、自身が思い描く室内空間になるのかは、想像しにくいものですので、ショールーム等で実際に見てみる事をお勧めします。
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