住宅購入はプロでも失敗することもある!?

周りが見えなくなる

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

本日のテーマは「住宅購入はプロでも失敗することもある!?」です。
参考にして下さい。

プロでも判断を間違える住宅購入

本日は、ちょっぴりお恥ずかしいお話をさせて頂きます。

内容としましては、私が住宅購入で失敗しかけたというお話です^^;

相談者さん

えっ?プロなのに失敗しかけたのですか?

はい、そうです!

失敗しかけました^^;

相談者さん

不動産エージェントとして、数々の不動産取引に関わっているのにですか?

はい、そうです!

相談者さん

家を買うなら知っておきたい情報セミナーで講師をされているのにですか?

はい、そうです!

けっこう攻めてきますね^^;

相談者さん

でも、全然落ち込んでないですね?

失敗しかけましたが、購入を踏みとどまりましたので、大きな損害はありませんでした。

それと、ブログやセミナーでネタとしてこの失敗例を話せるぞ!とすぐに開き直りました笑

相談者さん

それは職業病ですね笑

転んでもただは起きぬですか!

おっしゃる通り、職業病ですね笑

さっそく、二日後のWEBセミナーでお話しました笑

不動産エージェントが失敗しかけた顛末とは

私が失敗しかけました顛末を簡単に説明していきましょう。

私の当初の希望条件は下記の通りでした。

当初の希望条件

  • 資産価値が維持しやすい
  • 中古マンション(築25年以内)
  • 駅から徒歩10分以内
  • 専有面積70㎡以上

約2年ほど前から、物件探しをしており、実は一度条件に合う物件が見つかり、申込をしたのですが、売主様の都合により契約まで至りませんでした。

私は、前述しました通り「家を買うなら知っておきたい情報セミナー」の講師を務めており、消費者の皆様に資産価値が減りにくい住宅購入についてのレクチャーを行っています。

その為、当然、自分自身が購入する際の条件にも、資産価値が維持しやすいという条件は入っています。

当然と言えば当然ですよね。

資産価値が維持しやすい物件についての参考記事はこちらから

時間の経過とともに希望条件がブレてくる

物件探しを開始してから、2年ほど経過し、希望条件が少しずつブレてきました。

理由は簡単です。

中々、条件に合うものが出てこなかったからです。

勿論、条件が変わること自体は悪い事ではありませんし、そもそも、希望条件に合うものが現実的に出てこない場合も当然あるわけです。

私は、普段、消費者の皆様には、3ヶ月ほど待って希望条件に合うものが出てこない場合は、一度条件を見直してみる事をお勧めしています。

そもそも相場に合った条件なのか?希望条件の優先順位はどうなのか?等々、定期的に見直すことは重要な事です。

しかしながら、ブレてはいけない項目も存在します。

その項目は、各々違ってきます。

さて、私の希望条件がブレた結果を見てみましょう。

希望条件がブレた結果

  • 中古マンション(築25年以内)
  • 中古戸建(築20年以内)
  • 駅から徒歩10分以内
  • 専有面積・建物面積70㎡以上

どうでしょうか?

希望条件から、「資産価値が維持しやすい」がなくなり、「中古戸建」が加わりました。

そして、一番の落とし穴は、冷静に「資産価値が維持しやすい」を捨てた訳ではないことでした。

どういう事かと言いますと、

とある物件の内見をしたところ、中々悪くない感触を得た結果、「資産価値が維持しやすい」という条件を無意識に見て見ぬふりをしたのです。

物件概要

  • 中古戸建(築浅)
  • 駅から徒歩10分以内

ぱっと見ですと、どこがいけないのか分からないと思います。

中古戸建だということは、問題ではありませんし、徒歩10分以内というのも悪くありません。

答えは「築浅」という点でした。

築浅ということで、売主様としては、まだまだ建物については新築並みという意識が大きく残っていたため、価格にそれが反映されていたのです。

「築浅物件」の全てが一概に良くないという事ではなく、後述する「新築プレミアム」が剥がれていれば、問題ありません。

周りが見えなくなるどうなる?

当初は、新築プレミアム※が剥がれていない価格設定だったので検討外でしたが、値下げが何度かあり、まだまだ高い価格水準でしたが、「まぁとりあえず内見だけしておくか」という感じでした。

※マンションや一戸建て物件では、新築物件の場合、入居した瞬間に市場価値が大きく毀損してしまいます。これを「新築プレミアム」と呼びます。

結果、私と妻で内見し、前述しました通り、悪くない感触を得て、間取り図を見ながら頭の中で引っ越し後の生活を想像しだします。

この部屋は書斎・仕事部屋だね。

こっちの部屋は寝室。

そうだ、仕事部屋にルームランナーを置こう! 等々

こうなったら、止まりません。

  1. さて、まずは念の為、インスペクション
  2. そして、銀行打診
  3. その後、買付証明書で価格交渉

とまぁ、上記のような感じで購入に向けて踏むべきステップを整理し、手配の準備をしていきます。

物件のデメリットについては、無意識に都合の良い言い訳を自分で作り、見て見ぬふりです。

ちなみに、この状態になると、ほとんどの消費者の方が契約締結までいってしまいます。

住宅購入は、普段、目にする事がない高額な価格な為、感覚が麻痺してしまうのです。

結果、後から後悔し、間に合えば手付解除、なるべく避けたい違約金の支払による解約、仕方なくそのまま購入といった結果になってしまいます。

では、何故、私はこの物件購入を踏みとどまる事が出来たのでしょうか?

第三者の目のおかげ

私は、高い価格設定の築浅物件を高値掴みするところでしたが、かろうじて目が覚めました。

どうして目が覚めたのかというと、それはズバリ「第三者の目」のおかげでした。

住宅購入は第三者の目で冷静になる

インスペクション(建物状況調査)の実施

私は、戸建の購入を検討する場合は、築年数にかかわらず、インスペクション(建物状況調査)を実施することを推奨しています。

新築住宅であってもです。

実際の現場で、新築で施工不良の物件を何度も見てきているからです。
例え、検査済証があっても、細かい項目までは検査していないのです。

勿論、強制することは出来ませんが、アナウンスだけはさせて頂いております。

今回の私の場合は、インスペクションの結果、重大な建物の不具合が見つかりませんでした。
しかしながら、一度、専門家に見てもらう事で、突っ走ってしまっている頭の中にブレーキをかける事が出来たのです。

ところが、まだ私は購入するつもりでいたのです^^;

第三者に物件を見てもらう

インスペクション当日に、私は両親に物件を見てもらいました。

弊社は家業ですから、私の父親は、弊社の社長です。
不動産業歴40年を超える大ベテランです。

母親は弊社の役員ではありますが、主に内勤業務が担当で不動産取引の実務経験はありません。
しかしながら、男3兄弟を育て上げた実績がありますので、主婦の目線に期待大なわけです。

結果、忌憚のない率直な感想が長文メールで送られてきました。

要点をまとめると下記の通りです。

父親

資産価値が維持しにくいのでは?

母親

子育てがしづらいわ

やっと目が覚める

資産価値…

そうだ、私は何故、将来の資産価値について見て見ぬふりをしているんだ!

子育て…

これは盲点でした、その視点はなかった…

結果、この物件の検討は白紙にしようと決断したのです。

とまぁ、第三者の目のおかげで、私は無事に生還する事が出来ました。

まとめ

今回は、私のちょっぴり恥ずかしいお話を披露しました^^;

何を皆様に伝えたかったかと言いますと、日々、不動産取引を行っているプロでも盛り上がると周りが見えなくなってしまうという点です。

私の場合は、第三者の目(建物状況調査と両親の助言)によって目が覚めましたが、もし、この第三者の目がなかったら、そのまま突き進み、購入していたことでしょう。

結果、将来の住替えがしにくい「資産価値が維持しにくい」物件を所有する事になっていたことでしょう。

普段、不動産エージェントとして、お客様が気に入っている状態でも、「冷静に一度立ち止まって分析してから決断しましょう」とお伝えしている人間が、いざ自分のことになると、周りが見えなくなってしまうのです。

今回、私は建物状況調査費用の「約10万円」を失いました。

しかし、その代わりにこの記事を書くことが出来ました。

そして何より、将来的に負ける動産と書いて「負動産」になりかねない物件を買うことを回避する事が出来ました。

あなたは大丈夫ですか?

もし、不安な場合は自身でも周りが見えなくなった経験がある不動産エージェントが、その経験を活かしてご相談にのりますのでお気軽にお問い合わせください。

今回、私が検討した物件に関しましては、私にとって条件が合わなかったに過ぎません。
決して物件自体を否定しているわけではありませんのであしからず。

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江戸川不動産情報館は、買主様の為の不動産エージェント「バイヤーズエージェント」として、今後も不動産関連の情報を発信していきます。

この記事を書いた不動産エージェント

金野秀樹

【氏名】金野 秀樹(こんの ひでき)

業界歴15年を超えるベテランエージェント!

歯に衣着せぬ提案で、お客様の悩みを解決するのが生きがい。
将来は、不動産業界の毒蝮三太夫?を目指しているというウルトラマン好き(毒蝮三太夫さんは、ウルトラマンシリーズでアラシ隊員・フルハシ隊員を演じました)の特撮育ちでありながら、意外とロマンチストな一面もあり。

「お客様に心強い」と言われることに喜びを感じつつ、常に緊張感を忘れないように心掛けている。

日々、新しい知識を求めており、様々な記事・書籍・セミナー等で法改正情報や知識を収集するのが「ライフワーク」である。

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