大規模マンション小規模マンションそれぞれのメリットとは!?
江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館コンノヒデキです。
本日のテーマは「大規模・小規模マンションのそれぞれのメリット」についてです。
参考にして下さい。
目次
マンションの規模で何が変わってくるのか
マンションの規模による区分けに厳密な基準はありませんが、一般的には総戸数が200戸を超えるものを大規模マンション、50戸以下のものを小規模マンションとし、その中間を中規模マンションと呼ぶことが多いです。
マンションは、この規模の差によってそれぞれのメリットがあり、マンション選びの大切なポイントになります。
大規模マンションのメリット
大規模マンションのメリットとして、まずあげられるのは、共用施設や共用サービスの充実ぶりです。
大小の集会室やファミリーに人気のキッズルームやパーティールーム・トレーニングルームを設けているマンションも少なくありません。
中には入浴施設や来客用の宿泊施設を持つところもあります。
都心の大規模マンションは高額で手が出せない!?
かつて大規模マンションと言えば、郊外型が主流でした。
しかし、近年の首都圏では都市部の再開発により、大規模な超高層マンションの建設が目立っています。
都心の地価はもともと高く、それだけ分譲価格も高くなるのが一般的です。
ちなみに、2021年の首都圏新築マンションの平均価格は6260万円でした。
一般的なファミリーがあまり無理せずに購入できる価格帯の物件を探すとなると、東京23区ではなく、郊外や発展途上のエリアということが多くなりますので、将来の住み替えを考慮すると、リセールバリューの観点から資産性の見極めも重要になります。
小規模マンションのメリット
共用施設は最小限
メリットの前に、小規模マンションのデメリットをあげておきます。
様々な共用施設の管理・運営の費用は、マンションの住民が毎月支払う管理費によって賄われています。
ですから、施設の充実度が同程度なら住民が少ないマンションほど、一人当たりが施設やサービス面にて充てる管理費が増えてしまいます。
小規模マンションでは充実した共用施設は、中々望めないと考えねばなりません。
もともと、さほど広くない敷地に建つわけですから、管理人室や集会室など、最低限の共用施設を設けるのが精一杯といったところなのです。
小規模マンションならではのメリット
小規模マンションは、交通の便の良い場所や昔ながらの住宅地に立てられることが多いというメリットがあります。
また居住者数が少ないので、仲間意識が生まれやすいという側面もあります。
さらに、周辺環境との調和を考えた建築デザインに凝ったり、小回りを効かせて顧客の声を取り入れながら建設するマンションデベロッパーも増えてきました。
従って、環境の良い住宅地に「低層」や「戸建て感覚」といった、独自の魅力を持ったマンションもありますので、その辺りも考慮にいれて検討してみると良いでしょう。
合意形成がしやすい
マンションでは、区分所有法という法律により様々な規定があります。
例えば、集会の招集には1/5以上、共用部分の重大な変更には3/4以上、建て替えの決議には4/5以上の賛成が必要といった具合に、区分所有者数や議決権の合意形成が必要です。
大規模マンションの場合ですと、区分所有者が多いため、合意形成がしづらいのですが、小規模マンションの場合、合意形成のハードルは下がります。
勿論、大規模・小規模のどちらも、区分所有者の管理に対する意識の高さが求められますので、一概には言えませんが…
まとめ
大規模マンションは、共用設備が充実し管理費も比較的安い。
小規模マンションは、都心や市街地に立地することが多く、交通の便は良いが、管理費が高くなる傾向があります。
修繕積立金に関しても、小規模の方が高くなる傾向にありますが、管理状態の実態は、一概には言えませんので、個別に分析する必要があります。
その為、しっかりとマンションの管理状態を分析してくれる担当者に相談することが重要です。
なかには、検討外れの分析をする担当者もいますので注意して下さい。
マンションの規模の他にも、新築・中古といった築年数、都心・23区・1都三県といった立地等、検討要因は様々です。
最終的には、総合的なバランスが大切だと思いますので、資産性とあなたの優先順位にマッチしているものを選んでいきましょう。
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