住宅購入は100点満点を目指すと上手くいかない!?

住宅購入は100点満点を目指すと上手くいかない

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

本日のテーマは「住宅購入は100点満点を目指すと上手くいかない!?」です。
参考にして下さい。

住宅購入で100点満点を目指すのはやめよう

住宅購入は100点満点を目指すと、結果的に上手くいかないことをご存知でしょうか?

えっ?

「高額なお金を支払って購入するのに、100点満点を目指さないって妥協しろってことですか?」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、100点満点を目指した結果、逆に後々の満足度が低くなるということなのです。

住宅購入で100点満点を目指した場合のデメリットは大きく2点です。

  • 決断が出来ない(そもそも買えない)
  • 購入後に粗探しが始まる

それぞれについて解説していきましょう。

決断が出来ない(そもそも買えない)

100点満点を目指すと、例えば希望条件として、資産性・将来の換金性・駅からの距離・交通利便性・通勤通学時間・住環境・間取り・物件種別(新築戸建・中古戸建・新築マンション・中古マンション)・予算等々、お客様の希望条件すべてに合致した物件に出会っても、「もう少し待てば他にも良い物件が出てくるかもしれない」「なんとなく違う気がする」そして「やっぱりもう少し気持ちを整理して考えてみます」と様子見をしてしまいがちです。

家賃掛捨てと金利上昇問題

高額な不動産取引をする際には、結婚前のマリッジブルーのようにナイーブになりがちです。

それ自体は仕方のないことですし、そこで無理して先に進む必要は無いとは思うのですが、結果、中々決断が出来ず、その間の家賃は掛捨てとなり、住宅ローンの金利もじわじわと上昇していくこともあります。

そもそも何で住宅購入をしたいのかを思い出す

決断が出来ないときは、家賃の支払が勿体ない、資産形成をしたい、より良い住環境にしたい等々、そもそもの思いに立ち戻ってみて下さい。

そして、信頼が出来る不動産エージェントに、住宅購入における様々なコストやリスクを「見える化」してもらいましょう。

今はオンラインで気軽にWEB面談も出来る時代ですので、使わない手はありません。

購入後に粗探しが始まる

運よく100点満点だと思える物件と巡りあって、無事に購入出来たとします。

そんな時に注意して欲しいのは「購入後の粗探し」です。

そもそも100点満点だと思って購入すると、ちょっとした不具合でも満足度が下がってしまいます。

100点満点だと思って決断して買ったのに…

そんな粗探しマインドになると、何の為に買ったのかわからなくなりますよね…

住宅購入は70点が満点

最初から70点の物件を選んでおけば、上記のような粗探しマインドになる確率は下がります。

むしろ、住んでみた結果、ちょっとした良いところは加点されて満足度はむしろ上がっていきます。

駄目な箇所が出てきても、70点で選んだのだから仕方ないと割り切れます。

勿論、これだけは譲れないというポイントは妥協してはいけません。

100点満点の物件はそうそう出てこない

条件によりますが、100点満点の物件はそうそう出てきません。

条件が厳しい為に、70点の物件を見送っても、すぐに同じ水準の物件が頻繁に出てくれば良いのですが、そんなに甘くないのが、今の実需用の不動産市場の実情です。

コロナショックになる前の2019年の秋口以降から、新規の物件は減少傾向にあり、結果、立地の良い物件はあっという間にすぐに売れていっています。

また不動産は個別性が高いため、全く同じ物件というものが存在しません。

マンションでは同じ間取りタイプはありますが、階数は変わりますし、日当たりや眺望は大きく変わってしまいます。

さらに中古マンションの場合、新築マンションとは違い、同じ間取りの部屋は早々売りに出ません。

戸建ての場合は、道路の幅、道路付け(向き)、接道の長さ、隣地までの距離、建物性能はさらに個別性が高く、全く同じものはないと言って良いでしょう。

住宅購入が迷宮入りする

「悪くないけどまだ決断しなくてもいいかな」と70点の物件を見送っていくことを繰り返すうち、下手すれば1年以上も物件が買えない、なかには数年以上、探し続ける方もいらっしゃいます。

あとから「あのときやっぱり買っておけば良かった」といっても、その間の掛け捨てた家賃は返ってきません。

厳しい希望条件を設定すると、100%あてはまる物件ほぼないものです。

スーモ・ホームズ・アットホームといった不動産ポータルサイトに掲載されている物件はたくさんありますが、あなたの希望条件に合う物件は意外と少ないです。

ポータルサイトに掲載されている物件が100件以上あっても、良さそうな物件は5~6件ぐらい、見に行ってみたいものは2~3件くらい、70点くらいで検討出来る物件は1・2件ぐらいではないでしょうか。

ちなみに、各不動産事業者の自社ホームページの物件情報はしっかりとクリーニング(物件情報の更新)がされていることは珍しく、問い合わせしてみたら、1年前の情報がそのまま掲載されていたなんてことはよくあることです。

ですから、100点の物件を目指すのは得策ではないのです。

あなたの希望条件にとって70点であれば、物件のコストやネガティブ情報等を不動産エージェントに「見える化」してもらい前向きに検討しましょう。

勿論、見える化した結果、見送ることも当然ありえます。

それを繰り返すうちに、70点の物件を満を持して決断できるようになります。

コロナ禍の住宅市場は活況状態

前述しました通り、現在の住宅市場は慢性的な在庫不足の状態です。

その為、狙っている物件が出てくるのを、今か今かと待ち構えている潜在的な買主様は各エリアにいます。

このマンションに売りが出たら即決断して購入したい、○○丁目の土地が売りに出たらすぐに検討したい…、と待ち構えているお客様も人気エリアには相当いらっしゃいます。

その為、魅力ある新着物件情報が出てくると、すぐに売れてしまうことが多いです。

早ければ、情報が出たその週末には申込が入り「契約予定となりました」といったことが日常茶飯事なのです。

「こんなにすぐ何千万円もの物件が売れてしまうの?」と思われるかもしれませんが、待ち構えている側からすれば、そのエリアでずっと待っていて、やっと出たという心境なのです。

エリア限定で物件を待っていて一度でも買い逃したことがあるお客様は、常に情報を待っており、動きがとても速いのです。

人気エリアであれば、なおさらですので注意が必要です。

住宅購入時に準備しておきたい事についてまとめた記事を参考にして、しっかりと事前準備を行っておきましょう。

逃した物件を思い続ける

購入出来る状態だった70点の物件をなんとなく見送ってしまい、その後も色々な物件を見ていくと、過去に逃してしまった物件が「自分の購入の決断基準」になってしまうことがよくあります。

人間の当然の心理として「逃した物件と同等かそれ以上の物件を買いたい」というマインドになってしまうのです。

そのまま他の物件を見ていく中で「やっぱりあの物件で決断しておけば良かったな」と後悔することも往々にしてあるのです。

いやはや、人間の心理は難しいものですね…

信頼出来るエージェントに決断出来る情報を提供してもらおう

住宅購入は高額な取引です。

さらに、全額自己資金で購入するお客様は、大きな資金を投入しますし、住宅ローンをご利用される方は、30年以上の長い期間に渡って返済をし続ける必要があります。

そのため、当然不安があるのであれば、焦って無理に決断する必要は全くありません。

この物件を逃したら後悔しそうだなという物件が出てきたら、安易に見送るのではなく、あなたが不安に思っていることや悩んでいることを信頼のおける不動産エージェントに相談してみましょう。

住宅購入は、人生の中で大きな一大イベントです。

ポータルサイトの物件情報から問合せをするのではなく、事前に信頼出来る不動産エージェントを見つけておき、そのエージェントに物件情報の分析をしてもらうことをお勧め致します。

ポータルサイトの先に待っている担当者が、必ずしも親切で買主様の利益を第一義とする担当者とは限らないのです。

多くの営業マンは、毎月ノルマに追われており、限られた時間の中で成績をあげるべく営業活動をしています。

しかしながら、そんな事情は消費者には関係ないのです。

江戸川不動産情報館では、不動産の資産性、流動性、木造戸建ての建物性能、マンションの管理状態の分析、ライフプランニング、資金計画、リフォーム、瑕疵保険、住宅支援制度等について様々な角度からご提案しておりますのでお気軽にご相談下さい。


江戸川不動産情報館は、買主様の為の不動産エージェント「バイヤーズエージェント」として、今後も不動産関連の情報を発信していきます。

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この記事を書いた不動産エージェント

金野秀樹

【氏名】金野 秀樹(こんの ひでき)

業界歴15年を超えるベテランエージェント!
歯に衣着せぬ提案で、お客様の悩みを解決するのが生きがい。
将来は、不動産業界の毒蝮三太夫?を目指しているというウルトラマン好き(毒蝮三太夫さんは、ウルトラマンシリーズでアラシ隊員・フルハシ隊員を演じました)の特撮育ちでありながら、意外とロマンチストな一面もあり。
「お客様に心強い」と言われることに喜びを感じつつ、常に緊張感を忘れないように心掛けている。
日々、新しい知識を求めており、様々な記事・書籍・セミナー等で法改正情報や知識を収集するのが「ライフワーク」である。
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