住宅購入時に知っておきたい税務署からのお尋ね 単独所有編
江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館コンノヒデキです。
本日のテーマは「住宅購入時に知っておきたい税務署からのお尋ね・単独所有編」です。
参考にして下さい。
目次
税務署からのお尋ね
住宅購入や増改築した時にやってくる税務署からの「お尋ね」について、今回は一人で資金を出した場合のチェックポイントをお伝えします。
収入に見合わない価格の物件購入時は要注意
例えば、夫名義の預金やローンだけで購入費用をまかない、建物や土地の名義も夫単独になっている場合は、特に問題は生じません。
但し、これは他のケースでも同様ですが、購入した建物や土地の値段が本人の収入レベルに比べて高額な場合は、税務署の目も厳しくなります。
特に、個人事業主や会社役員の場合、収入に対して購入物件の値段が高すぎると、これまで申告していない所得があったのではないかと疑われ、脱税の可能性を過去数年に遡って追及される、といったこともあるようです。
余白欄に事情を記入する
「お尋ね」には収入レベルとして「資金を買い入れた年の前年の所得」を記入する事になっています。
そのため、たまたまこの年の所得が少なかったり、住宅購入年に臨時収入があったような場合には、一見すると収入と物件のレベルが見合わないことがあるかもしれません。
そんな場合には、その事情を「年間所得金額」欄の余白等に記入しておいた方が良いでしょう。
借入金額や金利も申告する
また、金融機関からの借入についても、その人の収入からみて返せそうにないほどの額を借りていると、申告している収入の他にも収入があるのではないかと疑われることがあるようです。
それと、借入金利が通常より低すぎる場合も、税務署に目を付けられることがあります。
隠し所得で貯めて作った多額の隠し預金が担保になっているのではないか、と考えられるからです。
高額な自己資金も目を付けられる
自己資金が2000万円以上といった、収入からでは考えられないほどの額になると、それは申告せずに貯めたお金ではないかと疑われる場合があります。
たまたま事情があって多額の現金が手元にあったような場合は、「支払金額の調達方法」の欄外に、その理由を書いておいた方が良いでしょう。
預金のタイミングにも注意しよう
自己資金が多すぎるという点を疑われるのを恐れて、不動産事業者に支払う直前に預金する人がいらっしゃいますが、税務署に預金口座を調査されると、かえって厳しくそのお金の出所を追及されることになりますので注意が必要です。
専門家に相談
具体的な内容は、所管の税務署や税理士に相談することをお勧め致します。
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