住宅購入時に知っておきたい床材の種類
江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館コンノヒデキです。
本日のテーマは「床材の種類」についてです。
参考にして下さい。
目次
床材の種類
本日のテーマは「床材の種類」についてです。
- フローリング
- クッションフロア
- 長尺シート
- カーペット
- 石材
- タイル
- 畳
- コルク
各床材のメリットデメリットをまとめてみました。
フローリング
床材の中でも、人気が高いのが、木材で作られたフローリングです。
素足で触れたときの感触が良く、そして見た目もナチュラルで美しいのが木製フローリングの特徴です。
フローリングと言っても無垢材や複合など違いがありますのでメリットとデメリットをまとめてみました。
無垢材フローリング
無垢材フローリングのメリット
- 柔らかく肌触りがいい
- 木の香りがしてリラックスできる
- 調湿効果があり部屋を快適な空間にしてくれる
- 削って補修ができる
- 使えば使うほど味が出てくる
無垢材フローリングのデメリット
- ㎡あたり1.3万~2.7万円くらいで施工費用が高い(参考価格:1万~3万/㎡)
- 反りや収縮により隙間ができやすい
- 水に弱いのでメンテナンスが必須
- 無垢材フローリングのデメリットは、材料が安定しないため反りや収縮が発生しやすいため、施工が難しい
- 水に弱く水をこぼしたときにはすぐに拭き取る必要あり
複合フローリング
複合フローリングのメリット
- 反りや収縮が少なく素材が安定している
- 色やデザインの選択肢が多い
- 防音効果を持たせたものなど機能性が高い床材も選べる
複合フローリングのデメリット
- 傷がついたら貼り直しになる
- 調湿効果がない
- 踏み心地があまり良くない
- 高機能床材は値段が高い
フローリング床材の種類
フローリングには様々な種類の木材が使用されます。
代表的なものとしては、ウォールナット・ブラックチェリー・メープル・チーク・オーク・パイン・ヒノキ・スギ等があります。
用途・好み・予算によって使い分けましょう。
針葉樹のパイン・ヒノキ・スギは、柔らかく傷つきやすいという弱点はありますが、日本でもよく見られる木ですので、日本家屋との相性がとてもいい木材でもあります。
広葉樹のナラ・ブナ・オニグルミ・ヤマザクラは、固くて傷つきにくいうえに高級感を演出できますが、冬場に冷たさを感じやすいという特徴もあります。
クッションフロア
クッションフロア(CF)は、ビニール製の床材です。
クッションフロアのメリット
- 価格が安い
- 汚れや傷がつきにくい
- 水をこぼしても簡単に拭き取れる
- 掃除がしやすい
- クッション性があり転んでもケガをしにくい
- 消音効果がある
クッションフロアのデメリット
- 家具を置いたときに凹みができる
- 熱に弱く変色しやすい
- 見た目が安っぽい
長尺シート
材質:ポリエステル塩化ビニール
長尺シートのメリット
- 汚れや傷がつきにくい
- 水をこぼしても簡単に拭き取れる
- 掃除しやすい
- 重いものを置いてもヘコミにくい
長尺シートのデメリット
- 素材が重たくて施工が大変
- クッションフロアよりも価格が高い
カーペット
カーペットのメリット
- 塵(ちり)や埃(ほこり)が舞いにくい
- クッション性が高く転倒してもケガをしにくい
- 冬場に温かい
カーペットのデメリット
- ダニが付着・繁殖しやすい
- 水拭きができないためお手入れが大変
- 水をこぼすと乾くまでに時間がかかる
石材
石材には大理石や御影石などの種類があります。
玄関の床・風呂場・キッチン・洗面台などの水回りに使用されていることが多い床材です。
石材のメリット
- 見た目に高級感がある
- 人工大理石なら価格も安く種類も豊富
- 夏場は冷たくて快適
石材のデメリット
- 種類によっては水を吸うため汚れが付着しやすい
- 素足だと冷たく感じる
- 表面が硬く転倒するとケガをしやすい
- 天然石は価格がとても高い
- 人工大理石は熱に弱い
タイル
タイルは、陶器製の板で1枚1枚を並列して並べて設置して使う床材です。
玄関やキッチンの床に多く使用されています。
タイルのメリット
- 石材に比べると安価
- オリジナルのデザインを手軽に生み出せる
タイルのデメリット
- タイルとタイルの間に汚れが溜まりやすい
- 表面が硬いものは歩く時の足への負担が大きくなる
- 冬場は足場が冷えやすい
- 種類によっては滑りやすい
畳
畳は昔から日本和室に使われる藺草(イグサ)を加工した床です。
日本人の多くは畳の部屋に入ると気持ちがやすらぎます。
落ち着いた空間が欲しいという人に向いているのが畳の床材です。
調湿効果があり部屋を快適にしてくるだけでなく、転倒してもケガをしにくいことから子供部屋に敷いている家もあります。
畳のメリット
- 和の趣きを感じられること
- 素材が柔らかく転倒時にケガをしにくい
- 調湿効果があるため部屋を快適にしてくれる
畳のデメリット
- メンテナンスは専門業者に依頼しなくてはいけない
- バリアフリーには不向き
- ダニが発生しやすい
コルク
コルクは、クッション性が高く、子ども部屋などで使われることが多い床材です。
とても万能で使う場所を選ばない素材でもあります。
コルクのメリット
- 弾力性が高くクッション効果がある
- 保温性が高く冷たさを感じない
- 滑りにくくペットに最適
- 遮音効果が高い
コルクのデメリット
- 傷に弱く耐久性に劣る
- 紫外線に弱く変色しやすい
- 施工できる業者が限られている
床材を選ぶポイント
場所で選ぶ
床材は適材適所で選ぶのが基本です。
居室:フローリング、クッションフロア、カーペット、畳、コルク
水回り:複合フローリング、クッションフロア、タイル、石材
設備で選ぶ
部屋に床暖房を設置する場合、床材として適さないものがあります。
それが複合フローリングで、クッションフロア、石材、タイルなども床暖房に対応している製品を選ぶ必要があります。
また、燃えやすい無垢フローリングと石油ストーブの組み合わせも好ましくありません。
用途で選ぶ
部屋をどのように使うのかによって最適な床材は変わってきます。
ペットを飼っている場合には滑りやすい石材、タイル、フローリングは不向きです。
高齢者や小さなお子さんがいる家庭では、転倒したときのリスクを考えて、できるだけクッション性の高い床材を選ぶと良いでしょう。
床材は種類が豊富なため、使用目的や適した素材を選ばれることをお勧めいたします。
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