消費者が持つ不動産会社への不満とは?
江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
本日のテーマは「不動産会社への不満」についてです。
参考にして下さい。
目次
不動産会社への不満
不動産を購入したり、賃貸住宅を借りたりした経験のある方で不動産会社への不満はありましたでしょうか?
あるいは、現在進行形で検討中の方でも、問い合わせで電話をしたりメールをしたり、不動産会社へ来店したなかで、不満がある方もいらっしゃることでしょう。
本日は、不動産情報サイト事業者連絡協議会が実施した「不動産情報サイト利用者意識アンケート」の調査結果から「不動産会社への不満」についてご紹介しましょう。
不満だったことランキング
- 問合せ後の営業がしつこかった(18.6%)
- 契約の意思決定を急かされた(18.1%)
- 問合せへの回答が的を得ていなかった(13.3%)
- 問合せをしたら、「その物件はもうない」と言われた(11.7%)
- 言葉遣いや対応が気に障った(11.7%)
- 物件や不動産に詳しくなかった(11.7%)
- 物件の提案や追加の連絡などがなかった(8.0%)
- 問合せをしたら返答が遅かった(7.4%)
- 問い合わせをしていない(希望していない)物件を必要以上に勧められた(6.9%)
- 深夜の連絡など、こちらの都合を考えてくれなかった(2.7%)
いかがだったでしょうか?
思い当たる項目はありましたでしょうか?
それでは、気になる項目について解説していきましょう。
問合せ後の営業がしつこかった
一番の不満は問合せ後の営業がしつこいとの回答でした。
私も、時々、市場調査で不動産会社に問合せをすることがあります。
一括サイトなんかも使ってみたりするのですが、とにかくしつこいですよね。
お昼の時間や仕事が終わる時間を見計らってガンガン連絡がきます。
「すみません。今、取込み中なので…」と伝えると、
何時ごろなら大丈夫でしょうか?と間髪入れずに聞いてきます。
「ちょっとわかりません…」と答えると、
またお電話しますと言ってガチャッ☎
そして、また翌日の今度は違う時間帯に着信が…
とにかく、何かしら情報を引き出そうと、連日の電話攻勢です。
正直申し上げますと、弊社も2・3カ月に一度、定期連絡のお電話をしています。
勿論、ご迷惑であればお出にならなくて結構ですし、連日や毎週、連絡をしたりは致しません。
基本は、メール連絡にしています。
電話って、相手の状況がわからないですから、邪魔になってしまう可能性があるからです。
まぁ、同じ不動産会社の立場からすると、電話をしなければ何も始まらないので、気持ちはわかりますが…
あまりしつこいと逆効果ですよね…
しつこくされた人から買わないですよね?
契約の意思決定を急かされた
「この急かされ問題」ですが、不動産業界ではあるあるなのです。
実は、知らず知らずのうちに皆さん、急かされているのです。
というのも、不動産業界の仕組みで急かさざる負えない事情があるのです。
簡単にご説明しますと、不動産には同じ物件というものは存在しません。
勿論、似たような物件というのはありますが…
下記の図をご覧下さい。
仲介会社は手数料商売
上記の通り、物件情報は不動産データベース「レインズ」で共有されており、売主様がA社に売却依頼をすると、B社・C社・D社等の他社も買主を探すことが出来ます。
仮に、B社のお客様がある物件を気に入ってくれて購入を検討してくれたとしても、もし他社のお客様に先を越されてしまうと、B社には1円も手数料が入らないのです。
だから、基本的には急かします。
例え、買主にとって不利益かもしれない物件でも、買ってくれなければ手数料が入らないからです。
江戸川不動産情報館も急かすの?
弊社は買主の為の代理人「バイヤーズエージェント」です。
バイヤーズエージェントは買主の利益を第一義にしますので、急かしたりすることは一切ありません。
急かすのではなく、お客様にとって希望である物件を買い逃さないようなテクニックを予め伝授致します。
「急かされて買う」ではなく「満を持して買う」をモットーとしています。
問合せへの回答が的を得ていなかった
これは論外ですよね。
不動産という高額な取引をするうえで、的を得ない回答では、この先が思いやられます。
不動産会社の回答が???な時は、無理してそこに仲介してもらう必要はありません。
不動産会社は選ぶ事が出来ます。
100%とは言いませんが、ほとんどの物件情報は共有されています。
物件選びの前に、不動産会社選びをすることをお勧め致します。
問合せをしたら「その物件はもうない」と言われた
ポータルサイトや自社ホームページには物件情報が溢れています。
物件情報掲載の専属の担当者がいるような会社でも、物件情報のクリーニングはとても大変な作業です。
なかには、数カ月も、物件情報のクリーニングを平気でしない会社もあります。
それでも、その会社のホームページには非公開物件と言って会員登録を促すような文言が踊っているのが現実なのです。
おとり広告かもしれません
あるいは、反響が良い物件をわざと掲載して集客しようとしている「おとり広告」の可能性もあります。
物件情報のクリーニングの頻度の低い会社やおとり広告をするような会社は、顧客目線ではない会社ですので注意が必要です。
江戸川不動産情報館の物件情報はどうなの?
弊社の場合は、不動産データベース「レインズ」から、直接、お客様の希望条件に合った物件情報を抽出するシステム「物件提案ロボ」をご提供しています。
直接、忖度なく自動で物件情報をお送りしますので、新鮮で公平な情報を得る事が出来ます。
また、物件提案ロボは「AI評価付き」で物件情報をお送りしておりますので、お客様自身で物件の注意点に気付く事が出来るのが利点です。
AI評価書のサンプルはこちらから
2019年8月現在で、1万人以上の方にご利用頂いております。
問合せをしていない物件を必要以上に勧められた
これは、恐らく、自社で売却を依頼されている物件や新築物件を勧められたのでしょう。
何故なら、上記の物件は、売主と買主の両方から仲介手数料をもらえる「両手仲介」が可能な物件なのです。
まさに、自社の利益優先の会社と言えるでしょう。
こういう不動産会社からは買わない方が良いでしょう。
まとめ
高額な不動産取引を任せる不動産会社に不満があるような場合は避けなければなりません。是非、物件探しの前に信頼出来る不動産会社探しをされることをお勧め致します。
弊社も、襟を正し、日々、精進していきます。
江戸川不動産情報館は、買主様の為の不動産エージェント「バイヤーズエージェント」として、今後も不動産関連の情報を発信していきます。
不動産エージェントとWEB作戦会議
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この記事を書いた不動産エージェント
【氏名】金野 秀樹(こんの ひでき)
業界歴15年を超えるベテランエージェント!
歯に衣着せぬ提案で、お客様の悩みを解決するのが生きがい。
将来は、不動産業界の毒蝮三太夫?を目指しているというウルトラマン好き(毒蝮三太夫さんは、ウルトラマンシリーズでアラシ隊員・フルハシ隊員を演じました)の特撮育ちでありながら、意外とロマンチストな一面もあり。
「お客様に心強い」と言われることに喜びを感じつつ、常に緊張感を忘れないように心掛けている。
日々、新しい知識を求めており、様々な記事・書籍・セミナー等で法改正情報や知識を収集するのが「ライフワーク」である。
サービス精神旺盛なのか、ネガティブ情報も含め、徹底的に情報開示をする為、提案時間は長め(平均3時間)である。勿論、お客様のご予定に合わせて時間は調節していますのでご安心下さい。
【資格】上級宅建士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP・日本FP協会認定)等
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しかしながら、不動産業者や金融機関の提案は、立場上どうしてもポジショントークになりがちです。
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