住宅購入時に手元に残すお金の目安とは!?

通帳残高

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

本日のテーマは「住宅購入時に手元に残すお金の目安」についてです。
参考にして下さい。

住宅購入時に手元に残すお金の目安

よく不動産・住宅を購入する際に、どれくらい頭金を入れれば良いですか?というご質問を頂きます。

頭金の額も大事なのですが、手元に残しておくべきお金の目安も同じように大事です。

手元資金の目安

一般的には、「生活費の4~6ヶ月分」が目安と言われています。
月の生活費が20万円なら「80~120万円」30万円なら「120~180万円」といった感じです。

会社員であったり自営業であったり、ご自身の勤務形態によっても違ってくると言われています。

例えば、会社員であれば雇用保険による失業手当があるので「4ヶ月分」自営業で失業手当がないのであれば「6ヶ月分」は確保しておきたいものです。

病気やケガ

サラリーマンの場合ですと、業務外の病気やけがで会社を休んでしまった時には、有給休暇以外に、会社を休んだ日数に応じて「傷病手当金」が支給される健康保険の制度があります。

現金給付受給者状況調査報告(全国健康保険協会・2018年度)によりますと、平均支給期間は164日(約5.5カ月)で、大半の方が半年以内に職場復帰しています。

倒産や解雇

会社員で雇用保険料を支払っていれば、倒産や解雇の場合ですと「1ヶ月前後」、自己都合による退職の場合ですと「4ヶ月前後」から失業手当が受給出来ます。

自営業で失業手当がもらえない場合は、全て自己責任となってしまいますので、会社員の場合よりも手元資金を残しておく必要があると言えるでしょう。

大事なのは頭金と手元に残すお金のバランス

頭金を多く入れるメリット

  • 借入額が少ない為、返済額が少なくなる。
  • 住宅ローンの審査に通りやすい。
  • 金利の優遇幅が大きくなる。
  • 住宅ローンの保証料・融資手数料が少なくなる。
  • 変動金利の場合、金利上昇時の金利負担が少なくなる。
  • 残債が少ない為、ローンの完済がしやすく、将来の住替えがしやすくなる。

頭金を多く入れるデメリット

  • 手元資金が減ってしまい、生活費・教育費・介護費・事業費にまわせない。
  • 頭金・自己資金を貯めている期間の賃料は掛け捨てとなり戻ってこない。

頭金を多く入れるメリットは、上記の通り、借入額が少なくなり、その分支払利息が少なる事、そして将来住み替えをする際には、住宅ローンの残債が売却金額よりも少なくなる可能性が大きくなるので住替えがしやすい等々、たくさんのメリットがあります。

一方、デメリットを見て頂いてわかる通り、いくらトータルの支払利息が少なくなっても、住宅購入後の不測の事態に対応出来なければ、本末転倒と言えます。

住宅購入にはライフプランニングが必要不可欠

住宅購入には、事前の「ライフプランニング」が必要不可欠です。

自分や家族のお金の計画を「見える化」しておくことで、生活が破綻することを防ぐことが出来ます。

毎月の支払額が安くなる、総支払額が少なくなるといったことも大事ですが、そもそも途中で生活が破綻してしまっては、元も子もないわけです。

不動産事業者・建築事業者・金融機関は、あなたの人生の責任を取ってはくれません。

自分の身は自分で守る為にも、しっかりと事前に「ライフプランニング」を行いましょう。

弊社は、住宅購入者向けにライフプランニングサービスをご提供しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

詳細は下記リンク先をご参照下さい。


江戸川不動産情報館は、買主様の為の不動産エージェント「バイヤーズエージェント」として、今後も不動産関連の情報を発信していきます。

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この記事を書いた不動産エージェント

金野秀樹

【氏名】金野 秀樹(こんの ひでき)

業界歴15年を超えるベテランエージェント!
歯に衣着せぬ提案で、お客様の悩みを解決するのが生きがい。
将来は、不動産業界の毒蝮三太夫?を目指しているというウルトラマン好き(毒蝮三太夫さんは、ウルトラマンシリーズでアラシ隊員・フルハシ隊員を演じました)の特撮育ちでありながら、意外とロマンチストな一面もあり。
「お客様に心強い」と言われることに喜びを感じつつ、常に緊張感を忘れないように心掛けている。
日々、新しい知識を求めており、様々な記事・書籍・セミナー等で法改正情報や知識を収集するのが「ライフワーク」である。
サービス精神旺盛なのか、ネガティブ情報も含め、徹底的に情報開示をする為、提案時間は長め(平均3時間)である。勿論、お客様のご予定に合わせて時間は調節していますのでご安心下さい。

【資格】上級宅建士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP・日本FP協会認定)等
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