住宅購入とライフイベントについて
江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
本日のテーマは「住宅購入とライフイベント」についてです。
参考にして下さい。
目次
住宅購入を思い立つライフイベント
住宅購入を思い立つタイミングは、ライフイベントと関連していることが多いです。
ライフイベントに関係なく、独身の段階で、資産形成のため、家賃が勿体ないからマンションを買っておこうという方は少数派です。
資金と年収等に余裕があれば、若いうちから住宅購入をしておく方が住宅ローンの返済も早いですし、資産価値の維持が出来ている物件を選択しておけば、あとで結果的に貯蓄にもなりますので有利なのですが、中々若くしてその決断を出来る人は少ないです。
本日は、住宅購入を思い立つ様々なライフイベントについて解説していきます。
結婚というライフイベントで住宅購入
結婚のタイミングで住宅購入を検討し始める方は多くいらっしゃいます。
これからの家族計画を考えながら住宅を選択出来るので良いタイミングだと言えます。
また、このタイミングだと比較的若いうちに住宅ローンを組むことになることから返済が早く進み、定年頃には支払いが完了しているというメリットがあります。
しかし、お子さんが生まれたり、家族が増えてくると、手狭になってきて住み替えを検討する必要が出てきたり、コロナ禍のようにテレワークのスペースが必要になったりすると手狭になる場合もあります。
出産というライフイベントで住宅購入
出産のタイミングで住宅購入を検討し始める方も多くいらっしゃいます。
出産のタイミングの場合、お子様が通う幼稚園・保育園・小学校等々の教育環境を考えて選ぶ事が出来ます。
また、子育てがしやすいように、病院・公園等もチェックして選べます。
但し、将来、お子様が増えることにより、必要な子供部屋数を想定して購入する必要がありますね。
子供の進学というライフイベントで住宅購入
子供の進学のタイミングで住宅購入を検討するのも良いでしょう。
通わせたい学校がある場合には、進学前に学校の近くに住宅が購入出来れば、通学時間が短縮出来ますので、子供の負担を減らすことが出来ます。
しかしながら、子供が小さい頃に購入していると、進学まで意識していない場合が多く、通わせたい学校がエリア外で住みかえの必要がでてくる場合もあります。
子供の独立というライフイベントで住宅購入
お子様が独立して家の中の居住人数が減ると、それまで使っていた部屋が必要なくなります。
掃除等の家事も手間となり管理が大変になってくる場合もあります。
その為、お子様が独立して夫婦2人になったタイミングで住宅購入をされる方もいらっしゃいます。
今までは部屋数の大きな戸建に住んでいましたが、夫婦2人であれば、マンションで2LDKで60㎡前後の物件でも十分です。
しかし、このタイミングでの住宅購入は年齢が上がっている分、住宅ローンの支払い期間が短くなる為、毎月の返済額が高くなる為、自己資金を多く投入する方が多いです。
転勤・転職というライフイベントで住宅購入
転勤や転職というライフイベントで住宅購入を検討し始める方もいらっしゃいます。
転勤の場合は、もうすでに住宅を所有している場合は、物理的に勤務先に通いづらいくなる為の住替えとなります。
この場合は、住宅ローンを借入している金融機関に相談して賃貸にだすか、あるいは売却してしまうかを決断することになります。
転職の場合は、転職して勤続年数がリセットされてしまったり、起業して会社役員になったり個人事業主になると、サラリーマンよりも住宅ローンの審査が厳しくなる為、先に住宅ローンを組んでおくという方もいます。
もし、今、転職を検討されている方で住宅購入の可能性がある方は、この辺も頭に入れておいた方が良いでしょう。
資産価値という観点でライフイベントの変化に対応
前述しました結婚・出産・子供の進学・転勤・転職といったライフイベントの変化に対応出来る物件とはどういったものなのでしょうか?
簡潔にいいますと、ズバリ「売ったり貸しやすい物件」のことです。
売ったり貸しやすい物件は「換金しやすい、運用がしやすい物件」となります。
住宅は、万が一の時に備えての、いざという時の出口戦略が非常に重要なのです。
今後、人口が減少していくことがわかっている日本においては、自分や自分の家族は自分で守っていくという「自己防衛」という意識がとても大切です。
資産価値という観点から住宅購入を考えてみますと、不動産は「資産となる家」「趣味の家」に大別することが出来ます。
詳細は下記の記事を参考にして下さい。
ライフプランニングでお金の流れを見える化しておこう
「住宅購入は、あくまでも手段であって、目的であってはいけません」
住宅購入は「ゴール」ではなく、むしろ住宅を買ってからが「スタート」と言っても過言ではありません。
「ライフプランニング」を行う事は、住宅購入後の生活を豊かにすることへの第一歩です。
ライフプランニングで、三大支出である「住宅支出」「教育支出」「老後支出」を見える化し、その結果を踏まえた上で「予算」を検討しましょう。
2021年3月現在は、超低金利時代である為、住宅ローンを変動金利で借入すると家賃並みという「営業トーク」が良く使われます。
しかしながら、人生100年時代の現代は、今までよりもより将来の支出についてしっかりと理解しておかないといけません。
低金利時代が続くかどうかは誰にもわかりませんし、仮に金利が上昇したときに、誰も責任をとってはくれません。
変動金利で家賃並み、本当にそうでしょうか?
住宅を所有すると、住宅ローンの返済の他に、固定資産税・都市計画税、修繕費、火災保険、地震保険といったランニングコストがかかります。
マンションの場合は、管理費・修繕積立金も支払う必要があります。
そもそも弊社は、変動金利でのみ成立するライフプランニングはお勧め出来ません。
江戸川不動産情報館では、不動産・住宅購入検討者向けに「無料」で、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP・日本FP協会認定)資格者によるライフプランニングサービスを「オンライン」でご提供しております。
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この記事を書いた不動産エージェント
【氏名】金野 秀樹(こんの ひでき)
業界歴15年を超えるベテランエージェント!
歯に衣着せぬ提案で、お客様の悩みを解決するのが生きがい。
将来は、不動産業界の毒蝮三太夫?を目指しているというウルトラマン好き(毒蝮三太夫さんは、ウルトラマンシリーズでアラシ隊員・フルハシ隊員を演じました)の特撮育ちでありながら、意外とロマンチストな一面もあり。
「お客様に心強い」と言われることに喜びを感じつつ、常に緊張感を忘れないように心掛けている。
日々、新しい知識を求めており、様々な記事・書籍・セミナー等で法改正情報や知識を収集するのが「ライフワーク」である。
サービス精神旺盛なのか、ネガティブ情報も含め、徹底的に情報開示をする為、提案時間は長め(平均3時間)である。勿論、お客様のご予定に合わせて時間は調節していますのでご安心下さい。
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