土地選びのポイント ライフライン編
江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
本日のテーマは「土地選びのポイント・ライフライン編」です。
参考にして下さい。
目次
土地選びのポイント ライフラインを要チェック
土地を買って家を建てる注文住宅や建築条件付き宅地を買う場合、土地選びが最初のステップになります。
土地選びには、色々な要素が関係してきますが、一つ一つ確実にチェックしていきたいところです。
本日は、土地選びの際の「ライフライン」について解説していきます。
ポイントは下記の通りです。
- 上水道
- 排水
- ガス
- 電気
それぞれについて確認していきます。
上水道
上水道は、引き込みの有無と口径を確認する。
引き込みの有無
まず、上水道については、引き込みの有無が問題となります。
敷地内に水道のメーターボックスや引き込み位置の目印となる杭があるかどうかで分かります。
もし道路の本管から新たに引き込むとなると、少なくとも50万円以上の工事費がかかります。
口径について
引き込み管の口径も確認しましょう。
実際にメーターボックスの蓋を開けてみるのが一番良いです。
メーターボックスを開けてみると、25ｍｍといった数字が書いてあります。
水道の引き込む菅の口径はまちまちですが、多いのは13mm・20mm・25mmの三つです。
古い住宅地ではだいたい13mmですが、13mmで対応できるのは、蛇口が５か所までです。
最近の一戸建てでは、明らかに不足しますから、通常で20mm、２世帯住宅なら25mmに取り換える必要が出てきます。
口径が現地調査で分からない場合、水道局に問合せする必要があります。
排水
排水は、最終桝の位置と処理方法を確認しよう。
排水の種類
排水には、トイレからの「汚水」、キッチンや浴室からの「雑排水」、そして雨樋からの「雨水」などがあります。
そういった排水は、「最終桝」と呼ばれる箱に集められ、敷地の外へ流れていきます。
最終桝は、通常道路の近くに設けられています。
更地の場合、その位置を示すのが下記のようなパイプや蓋です。
最終桝に集めた排水の処理方法には、大きく分けて二つの方法があります。
一つは、道路に設置された下水道に直接放流するものです。
道路に下水道が通っているかどうかは、マンホールの蓋の存在で分かります。
浄化槽
下水道がない場合は、敷地の中に浄化槽を設ける必要があります。
汚水と雑排水を一緒に処理する合併浄化槽では、１家族４名用で100万円を超える費用がかかります。
浄化槽な必要なエリアでは、土地の価格にこうした費用も含めて考えておくことをお勧めします。
ガス
都市ガス
都市ガスであれば、引き込み管をチェックして下さい。
ガスの引き込み管は通常、端にプラスチック製の杭があるので、比較的簡単に見つけられるはずです。
但し、現地に行ってみると杭がない場合もあります。
その時は、道路にGのマークやステッカーあるかもしれないのでチェックしてみて下さい。
プロパンガス
都市ガスが来ていない地域では、プロパンガスを利用する事になります。
東京23区内でもまだプロパンガスのエリアはあります。
電気
電力会社には供給責任があるので、電気の来ない土地は基本的にありません。
引き込みも簡単です。
電柱
但し、問題なのは、電柱や電線が敷地の近くにある場合です。
工事中はもちろん、住みはじめてからも邪魔になる可能性があります。
現状では、さほど気にならなくても新たにCATV用の太いケーブルが設置されることもあります。
邪魔になる電柱は移動してもらえるケースがあります。
費用は、敷地の外で、近い範囲内なら10万円～20万円くらい、敷地の外にあるものと敷地の中（例えば隅など）に入れる時は無料の場合も多いようです。
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【氏名】金野 秀樹（こんの ひでき）
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